皆様、こんにちは。いつも有り難うございます。さて、弊店では、浴衣の名店『竺仙(ちくせん)』さんとの取引を始めました。『竺仙』さんは、約200年近く前の天保年間に浅草の浅草寺近くで呉服店として創業したのが始まりで、初代の仙之助さんが、背が低く当時多かった歌舞伎役者のお客様から『ちんちくりんの仙之助』と呼ばれていたそうで、それが『チクセン』の屋号になったそうです。
もの作りの姿勢は大変に真面目で、東京都の伝統工芸である『長板中型染め』や『注染』の職人仕事を大切に今に伝える姿勢はただただ尊敬の念を禁じ得ません!また、使う素材としての生地も吟味に吟味を重ねていて、ただただ素晴らしいの一言です。
竺仙が作ろうとし、目指しているところは、江戸の粋です。言い換えれば、削ぎ落とした美と言えると思います。そんな視点からこちらの製品をご覧いただくと、また新しい世界が広がると思います。皆様、どうぞご期待くださいませ。
橋本絞店 店主 橋本 徹