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2025.08.27 ブログ

初心者必見!七五三の着付けを成功させる準備と手順を徹底解説

七五三は、子どもの健やかな成長を祝う日本ならではの伝統行事です。
人生で何度もない特別な日だからこそ、着物の準備や着付けは失敗したくないと考える方は多いでしょう。
本記事では、七五三の着付けを成功させるために、準備から手順、よくある失敗とその対策まで、初心者でも安心して実践できるポイントを解説します

太田市周辺で着物の購入を考えている方は、下記の記事も参考にしてみてください。


太田市で七五三の着物を購入するには?地元で評判の販売店と当日の流れも解説


七五三の着付けの基本



七五三の着付けは、年齢ごとによって異なります。
違いを理解して、子どもに合った着物を選びましょう。

子どもの年齢ごとの着物の違いと着付けの特徴

七五三は、3歳・5歳・7歳で祝うのが一般的ですが、性別や年齢によって着用する着物や着付け方が異なります
3歳の女の子は、「被布(ひふ)」というベストのような上着を着るのが特徴で、帯を締めずに済むため、小さな子どもでも負担が少なく済みます。
7歳の女の子になると、帯を本格的に締める着物スタイルになり、帯結びや小物も華やかになります。
男の子の場合、5歳で羽織袴スタイルを着るのが主流で、袴の着付けや羽織紐の結び方など、伝統的な装いがポイントになります。

年齢ごとの着物例は下記からご覧ください。

橋本絞店のお子様の祝い着


七五三の着付けの依頼先の種類と特徴



七五三の着付けの依頼先の種類と特徴は次のとおりです。

  • 写真スタジオで着付けする
  • 美容室・ヘアサロンでの着付け
  • 出張着付けサービスを利用する
  • 自分で着付けする
それぞれ説明します。

写真スタジオで着付けする

多くの写真スタジオでは、着付け師が在籍しており、着付けとヘアセット、撮影がセットになったプランを用意していることが多いです
「撮影だけでなく、家族写真も残したい」「着物を着るのが初めてなのでプロに任せたい」という場合には安心できます。
ただし、人気のシーズンは早めの予約が必要なので注意しましょう。

美容室・ヘアサロンでの着付け

美容室やヘアサロンでも七五三の着付けサービスを行っている店舗が増えています
美容師によるヘアセットと同時に着付けが受けられるため、ヘアスタイルにもこだわりたい場合や、兄弟姉妹で同時に準備を進めたい場合に便利です。
美容室の場合は事前に着物や小物を持ち込む必要があるので、忘れ物がないように気をつけましょう。

出張着付けサービスを利用する

「自宅でゆっくり準備したい」「小さな兄弟がいて外出が難しい」という場合には、出張着付けサービスもおすすめです
プロの着付け師が自宅や希望する場所に来てくれるため、移動の負担や着崩れの心配がありません。
小さな子どもやご高齢のご家族と一緒に準備したい時も便利です。

自分で着付けする

着付けに慣れているご家庭や「家族でゆっくり準備したい」という方は、自分で着付けをする方法もあります
最近は、初心者向けの着付け動画やガイドブックも充実しており、着付けが初めてでも挑戦しやすくなっています。

ただし、慣れていない場合は着崩れや締め付けすぎに注意が必要です。
着付けに自信がない場合は、前もって練習しておくと安心です。
着付け教室に通い、前もって練習する方法もあります。

太田市近辺でおすすめの着付け教室は下記のページで紹介しているので、合わせてご確認ください。

太田市近郊で着付け教室を行っているおすすめ業者を紹介


男女別の七五三の着付けに準備が必要なもの



男女別の七五三の着付けに準備が必要なものは下記のとおりです。

  • 女の子編
  • 男の子編
  • 男女共通で必要なもの
順番に見ていきましょう。

女の子編

女の子の七五三で必要なものは、着物本体(被布セットまたは四つ身)、長襦袢、帯、帯締め、草履、足袋、バッグ、髪飾り、腰ひもなどです
年齢によっては、被布セットのみで帯を使わない場合もありますが、7歳は大人に近い本格的な帯結びとなるため、小物も増えます。

男の子編

男の子の準備品は、着物本体、羽織、袴、長襦袢、草履、足袋、腰ひも、伊達締めなどです
男の子は袴の着付けや羽織紐の結び方がポイントとなり、動きやすさを重視したサイズ選びが重要です。

男女共通で必要なもの

男女ともに必須となるのが、長襦袢、腰ひも、足袋、草履などです
長襦袢は着物の下に着ることで、汗や汚れを防ぎ、着物をきれいに保ちます。
また、腰ひもや伊達締めは着付けを安定させるための大切なアイテムです。
草履や足袋は足にしっかり合ったサイズを選ぶことで、当日歩きやすく、疲れにくくなります。


七五三の着付けによくあるトラブルと対策



七五三の着付けによくあるトラブルと対策は次のとおりです。

  • 着崩れしてしまったときの応急処置
  • 子どもが嫌がる・疲れてしまうときの対処法
  • 雨の日・寒い日の備えも忘れずに
それぞれ解説します。

着崩れしてしまったときの応急処置

子どもは動きが活発なので、どうしても着崩れが起きやすくなります。
着崩れの主な原因は、腰ひもの締め付け不足、サイズが合っていない草履や足袋、帯の緩みなどです。
応急処置としては、腰ひもや帯をしっかり締め直すことが基本です
安全ピンやクリップを数個持参しておくと、急な着崩れにも素早く対応できます。

子どもが嫌がる・疲れてしまうときの対処法

着物は普段着慣れないため、締め付けや重みで子どもが疲れてしまったり、途中で着るのを嫌がってしまうことがあります。
対策としては、着付けやヘアセットの時間を短くする、休憩をこまめに取る、移動はできるだけ短時間にするなどが効果的です

雨の日・寒い日の備えも忘れずに

七五三のシーズンは秋ですが、天候が不安定になることも少なくありません。
雨の日や寒い日には、着物の裾が濡れないようにレインコートや大きめの傘、タオルを用意しましょう
寒さ対策としては、着物の下に薄手のインナーやレギンスを着せる、カイロを持たせるなどの工夫もおすすめです。
事前の天気予報チェックも忘れずに行い、必要なアイテムは前日までに準備しておきましょう。


思い出に残る七五三は事前の着付け準備が大切



七五三の着付けを成功させるには、子どもの成長や体型、家族のライフスタイルに合わせて着物や小物、依頼先を検討し、事前に準備することが大切です
早めに試着を行い、着付けやヘアセットの流れを把握しておくことで、当日のトラブルも防げます。

橋本絞店では、群馬県よりふるさと伝統工芸品に指定されている「太田の絞り」技法を駆使したオリジナル創作の手絞り着物も提供しています。
着付けにも対応していますので、下記のページからお気軽にお問い合わせください。

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