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2025.09.30 ブログ

初めてでも安心!振袖の着付けに用意すべき物と依頼先の選び方を解説

振袖は、日本の伝統的な華やかな着物ですが、着付けや準備について不安を感じていませんか。
振袖の着付けは一般的な着物よりも手順が複雑で、帯まわりの構造や小物の扱い方も独特です。
本記事では、振袖の着付けに関する基礎知識から依頼先の特徴、必要な物、当日に起こりやすいトラブルへの対処法まで詳しく解説します

群馬県で振袖のレンタルや購入を考えている方は下記のおすすめ業者も合わせて参考にしてください。

群馬県の成人式用の振袖レンタル・購入ができるおすすめ業者!注意点や選び方も解説!


振袖の着付けの基本



振袖の着付けの基本は下記のとおりです。
  • 振袖の特徴と着付けのポイント
  • 成人式や卒業式などのシーン別の違い
順番に回答します。

振袖の特徴と着付けのポイント

振袖は袖の長さによって大振袖、中振袖、小振袖の3種類に分けられ、成人式で着用されるのは主に中振袖です
着付けの際は、裾の長さや帯の高さ、背中のシルエットを丁寧に整えることが大切です。
成人式や記念撮影など長時間着用する場合は、見た目の美しさはもちろん、動きやすさや苦しさを感じにくい締め具合を意識する必要があります。

成人式や卒業式などのシーン別の違い

成人式では、華やかさを最大限に引き出すため、色鮮やかな帯や大きな髪飾りを合わせることが多く、帯結びも立体的で華やかな形に仕上げます。
一方、卒業式で袴と組み合わせる場合は、帯は半幅帯を使用し、動きやすさを重視します
振袖は同じ一着でも小物や帯の種類、結び方を変えることで、様々な雰囲気に対応できます。

卒業袴の着付けにかかる時間については下記で詳しく解説しているので、合わせてご確認ください。

卒業袴の着付けに掛かる時間はどれくらい掛かるのか?


振袖の着付けの依頼先と特徴



振袖の着付けの依頼先と特徴は次のとおりです。
  • 写真スタジオで着付けをする
  • 美容室・ヘアサロンで着付けをする
  • 出張着付けサービスを利用する
  • 自分で着付けをする
それぞれ解説します。

写真スタジオで着付けをする

写真スタジオでは、着付けとヘアメイク、撮影を同時に行えるため、前撮りや成人式当日の記念撮影におすすめです
プロの着付け師が在籍しており、写真映えする着付けや帯結びを提案してくれます。
照明や背景が整った環境での撮影が可能なので、振袖姿をより美しく残せます。
ただし、成人式シーズンは予約が集中するため、早めに計画を立て予約しましょう。

美容室・ヘアサロンで着付けをする

美容室やヘアサロンでの着付けは、ヘアセットと同時に準備できる点が魅力です
普段から利用している店舗であれば、自分の好みや似合うスタイルを理解してくれているため、満足のいく仕上がりになるはずです。
ただし、すべての美容室が振袖の着付けに対応しているわけではないので事前に確認しましょう。

出張着付けサービスを利用する

自宅やホテルなど、希望する場所まで着付け師が来てくれる出張サービスは、移動の手間がなく、落ち着いて準備できる点がメリットです
朝早い成人式や、家族と一緒に準備したい場合に便利です。
ただし、出張費が加算されることや、十分な照明や鏡などの環境を整える必要がある場合があるので注意してください。

自分で着付けをする

着付けを習った経験がある場合や家族に着付けができる人がいる場合は、自宅で準備することも可能です
費用を抑えられ、時間の自由度も高くなりますが、振袖は重量があり長時間着ると着崩れしやすいため、確かな技術が必要です。


振袖の着付けに必要な物



振袖の着付けに必要な物は下記のとおりです。
  • 着物本体と帯まわりのアイテム
  • 着付け小物
  • 草履・バッグなどの小物やアクセサリー
順番に説明します。

着物本体と帯まわりのアイテム

振袖本体と袋帯はもちろん、帯揚げ、帯締め、帯枕といった帯結びに欠かせないアイテムを揃える必要があります
長襦袢には半衿を事前に縫い付けておき、衿元を整えておきます。
これらが揃っていないと着付けが進まないため、事前の確認は必須です。

着付け小物

着崩れを防ぎ、美しい形を保つためには、腰ひもや伊達締め、衿元を整えるコーリンベルト、帯の形を安定させる帯板などが必要です
小物はすべて役割が異なり、1つでも欠けると見た目や着心地に影響します。
足袋も忘れずに準備し、サイズが合っているか事前に確認しておきましょう。

橋本絞店での小物選びは以下をご参照ください。

橋本絞店の小物選びについて

草履・バッグなどの小物やアクセサリー

足元には草履を合わせ、バッグは和装用の小ぶりなものを選びます
成人式や卒業式には髪飾りを加え、季節によってはショールや羽織で防寒対策をします。
肌着や裾よけなどの下着類も必須で、寒い季節には和装用のインナーを追加することもおすすめです。


振袖の着付けでよくあるトラブルと対策



振袖の着付けでよくあるトラブルと対策は次のとおりです。
  • 着崩れしたときの応急処置
  • 帯が緩んだときの直し方
  • 雨の日や寒い日の着物の守り方
それぞれ説明します。

着崩れしたときの応急処置

長時間の着用や移動の際には、腰ひもが緩んだり帯が下がるなどの着崩れが起こることがあります
応急処置として、安全ピンや予備の腰ひもを使い、その場で補強します。
衿元が開いてきた場合は、伊達締めを締め直すことで見た目を整えられるので覚えておきましょう。

帯が緩んだときの直し方

帯が緩むと見た目の印象が悪くなります
結び目を軽く持ち上げて位置を整え、帯枕や帯板の位置を直すことで形を保ちます。
帯締めをしっかりと締め直すと、一時的に固定することが可能です。

雨の日や寒い日の着物の守り方

雨の日は裾が濡れやすいため、和装に合うレインコートや雨草履を活用します
寒い日には腰や背中にカイロを貼り、羽織やストールで防寒します。
ただし、式典会場では羽織やショールを外し、正装の姿を整えるのがマナーです。


振袖の着付けは事前準備と計画が大切



振袖を美しく着こなすためには、依頼先の選定から持ち物の準備、当日のスケジュール管理まで計画的に行うことが必要です
成人式や卒業式のシーズンは予約が集中するため、半年前から遅くとも3か月前には依頼先を決めましょう。
事前の計画と準備が万全であれば、安心して振袖姿で過ごす1日を迎えることができます。

橋本絞店では、パーソナルカラーを活用した選び方やなりたいイメージから選ぶ方法など、ご自身にぴったりの振袖選びをお手伝いしています。
着付けはもちろん、併設の写真スタジオで前撮りも行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

橋本絞店に振袖の相談をしてみる