\着物のお手入れ特集②/
こんにちは!橋本絞店です♬
着物のお手入れ特集、第二回目は≪黄変≫についてです。
【黄変とは?】
・しみを付けたまま長期間保管しておくとほとんどのものが黄変します。(黄色や茶色に変色)
通常のシミ抜き作業では落ちなくなったもののことです。
・時間が経つと軽い焼け焦げのような状態にもなります。その際には軽く引っ張るだけで切れたり
穴が開くこともあります。
【黄変抜き】
・漂白作用のある薬品を用いて脱色し回りの色に合わせて染料などしていきます。
・頑固なシミは強い薬品を使用するため、生地を傷める可能性があり加工できない場合もあります。
【加工困難品】
・江戸小紋などの極細柄
・紬(先染め品)
・生地の薄いもの(長襦袢や胴裏、八掛など)
●上記画像は実際に汚れがついたものです。
①色無地の衿 色合わせができる
②胴裏地 薄い生地のため、薬品が使用できない
③小紋 細かい染めのため、回りと色を合わせるのが難しい
◎まずはそうならないためにも早めのシミ発見・お手入れをおすすめします!!
ご自分で判断できないものは、5/25(土)・26(日)・27(月)の三日間開催
するご相談会にぜひお持ちください🌟
着物のお手入れ、次回は【工芸修正】について特集いたします😊